最近読んだ小説の感想
お久しぶりです。ツイッターで満足してしまい更新が止まってました。少しでも書けると嬉しいので、読んだ本の感想をブログに残しておきます。
まずは、ミヒャエル・エンデの短編集「自由の牢獄」
不思議な世界の話が多くて、私の想像力でこの世界が観えてるのか自信はないのですが、面白かったです。特に「ミスライムのカタコンベ」の展開にドキドキした。最後が気になる…。できれば歓喜であってほしい。
- 作者: ミヒャエルエンデ,Michael Ende,田村都志夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/09/14
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
アガサ・クリスティー「春にして君を離れ」
長編だけど読みやすくて一気に読みました。誰も死なないミステリ(というかサスペンス?)。良い妻、良い母親だと思ってる主人公。でも本当は…?と疑問を抱き始め、自分で過去を振り返り、だんだんと気づいていくところが面白かった。そして最後主人公が決めた結果も…。
有栖川有栖「狩人の悪夢」
長年このシリーズを読んでます。久しぶりの長編で嬉しくてゆっくり読んだ。序盤から雰囲気が良くてもう最高!!と思ってたんですが…。最後まで読むとモヤモヤ。私にはこの結末は驚きがなくて寂しかった。読みすぎてしまったのかなぁ。初めて読む方は楽しめるのかなと思います。
このシリーズでは「乱鴉の島」と「絶叫城殺人事件」が好きです。もう10~15年前の作品なのか…。懐かしい。一つひとつ、丁寧に真相に近づくところが良いのです。